Colorfulia Journal(カラフリア・ジャーナル)は、多様な背景を持つ人々の現実と社会課題をわかりやすく届けるオンラインメディアです。
Stories in Every Shade
すべての色に、物語がある。
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すべての色に、物語がある。

精神障害を抱えていると、「パートナーにいつ伝えるべきか」と悩む人は少なくありません。関係が壊れるかもしれない不安と、隠し続けることへの精神的な負担。その間で心が揺れるのは自然なことです。この記事では、カミングアウトのタイミングや伝え方、実際に起きる変化について、精神障害を抱える著者の立場から解説します。 そもそも「精神障害のカミングアウト」とは何か 精神障害のカミングアウトとは、自分が抱えている病気や特性を、パートナーに伝えることを指します。ここでいう精神障害には、うつ病や不安障害、強迫性障害などが含まれます。 大切なのは、「診断名を伝えること」だけがカミングアウトではないという点です。たとえ…

ニュース・イベント

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、企業向けのLGBTQ+相談窓口サービス「KATAruruにじいろ相談室」の提供を開始しました。 「KATAruruにじいろ相談室」は、LGBTQ+当事者本人だけでなく、上司や同僚など職場で関わる人からの相談にも対応するサービスです。臨床心理士や公認心理師、精神保健福祉士といった専門家が、アバターを活用したオンライン面談やチャットなど複数の方法で相談を受け…

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北欧デンマーク発の雑貨ブランド Flying Tiger Copenhagen(フライングタイガー)は、2026年のプライド月間に向け、レインボーデザインを取り入れた「プライドシリーズ」の新商品を発売します。 フライングタイガーは、2026年4月17日より全国店舗で新商品を展開し、その中でも「プライドシリーズ」として全38種類のレインボーデザイン商品をラインナップします(一部店舗・オンラインでは先…

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LGBTQなど多様なセクシュアリティをテーマにした作品を上映する「香川レインボー映画祭」が、次回開催に向けた映像作品の募集を開始しました。 香川レインボー映画祭は、毎年12月頃に香川県高松市で開催される映画祭で、LGBTQやセクシュアル・マイノリティに関する作品を広く紹介する場として知られています。 今回の募集では、プロ・アマチュアを問わず国内外から作品を受付しており、ドラマやドキュメンタリー、ア…

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東京レインボープライドは、プライドマンスである2026年6月に、「Tokyo Pride 2026」の公式プログラムとして、人権をテーマにした「Human Rights Conference」を開催します。 本カンファレンスは、LGBTQ+コミュニティが直面する人権課題を起点に、スポーツ、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)、排外主義といった社会的テーマを横断的に扱いながら、構造的な不平等につい…

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JobRainbowは、LGBTQ+を含む社会的マイノリティ当事者の現状を可視化する全国調査を、2026年4月6日より開始しました。オンラインアンケート形式で実施され、当事者の「生の声」を社会に届けることを目的としています。 今回の調査は、LGBTQ+、障害のある人、外国にルーツを持つ人、育児や介護と仕事を両立している人など、さまざまな背景を持つ当事者を対象に行われます。回答はオンラインフォームを…

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プライドハウス東京が実施する「スポーツと多様性」をテーマにした出張授業が、「愛知・名古屋2026 アジア競技大会 公認文化プログラム事業」に選定され、名古屋市内の小学校で授業が行われました。スポーツを入り口に、子どもたちが“違い”について考える機会として注目されています。 概要 本取り組みは、2026年に開催されるアジア競技大会に向けた文化プログラムの一環として実施されたものです。大会スローガン「…

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東京都立川市は、「パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」について、東京都の制度との連携を2026年4月1日から開始すると発表しました。 これにより、制度利用者が自治体をまたいで行政サービスを利用できるようになり、利便性の向上が期待されます。 概要 今回の連携では、立川市と東京都それぞれのパートナーシップ制度の証明書を相互に活用できるようになります。具体的には以下のような変化があります。 ■ …

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プライドハウス東京は、スポーツクラブや競技団体の関係者を対象に、LGBTQ+への理解と支援を目的とした「アライスポーツリーダー研修」を全3回にわたり実施しました。 本研修は、スポーツ界におけるDEI(多様性・公平性・包摂性)推進の一環として、現場で実践できる知識と行動を学ぶプログラムです。 概要 近年、スポーツ界においてもLGBTQ+に関する理解と環境整備の重要性が高まっています。国際大会ではカミ…

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日本初のプライドパレードを実現させた活動家の半生を描くドキュメンタリー映画『熱狂をこえて』が、2026年6月より公開されることが発表されました。 本作は、日本のLGBTQ+運動の原点ともいえる歴史を記録した作品として注目を集めています。 本作は、日本で初めてプライドパレードを開催した活動家・南定四郎の人生を追ったドキュメンタリーです。1994年、現在のようにLGBTQ+への理解が広がっていない時代…

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順天堂大学、青山学院大学、帝京大学と東京都は共同で、LGBTQ+当事者が安心して医療を受けられる環境づくりを目的とした動画教材を制作しました。 本教材は、医療従事者に限らず、教育機関や企業、一般の方も視聴できる内容となっています。 概要 本教材は、LGBTQ+当事者へのインタビューをもとに、医療機関を受診する際に直面しやすい課題や不安を「疑似体験」できる構成となっています。主な内容は以下の3本で構…

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生活とサポート

精神障害を抱えていると、「パートナーにいつ伝えるべきか」と悩む人は少なくありません。関係が壊れるかもしれない不安と、隠し続けることへの精神的な負担。その間で心が揺れるのは自然なことです。この記事では、カミングアウトのタイミングや伝え方、実際に起きる変化について、精神障害を抱える著者の立場から解説します。 そもそも「精神障害のカミングアウト」とは何か 精神障害のカミングアウトとは、自分が抱えている病…

発達特性のある子どもの保護者が、園との連絡帳や送迎時の会話、面談のあとに深く落ち込んだり、不安を強めたりすることがあります。保育者としては事実を共有しているつもりでも、保護者からすると「相談」ではなく「評価」のように感じられてしまうことがあるからです。 この記事は、発達特性のある子どもに関わる保育者に向けて書いています。伝えたいのは、保護者が不安を抱きやすいのは、気にしすぎだからでも、協力的でない…

双極性障害のある人にとって、仕事を続けるうえで大きな課題となるのが「調子の波」です。気分や体調が安定しない中で働くことは、想像以上に難しさがあります。本記事では、実際の経験をもとに、仕事への影響や向き合い方についてお伝えします。 調子が良いときに起きる「見えにくい問題」 双極性障害というと、落ち込んで動けなくなる状態が注目されがちですが、実際に働く中で強く影響を感じたのは、調子が良いときの状態でし…

カミングアウトは、自分の性自認や性的指向を周囲に伝える行為として知られていますが、すべての人が行うべきものなのでしょうか。カミングアウトには安心感につながる側面もあれば、リスクを伴う場合もあります。 本記事では、カミングアウトのメリットとリスク、するかしないかを考える際のポイントについて紹介します。 カミングアウトはするべき? しない選択もある カミングアウトについて考えるとき、必ずするべきかどう…

社会と制度

「ダイバーシティ」「多文化共生」といった言葉が、企業やコミュニティで当たり前に飛び交うようになりました。背景には、日本における「国籍の地図」の変化があります。 2025年末、在留外国人は初めて400万人を突破し、10年前と比較すると約190万人増加しました。約30人に1人が外国籍となった今、ダイバーシティ・多文化共生はよりリアルな課題として浮かび上がっています。 10年前と比較して見えた「多国籍化…

精神疾患を抱える人に対して、「利用できるサービスがあるのだから生活していけるのではないか」「無理のない範囲で働けるのではないか」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。 しかし実際には、必要な支援が十分に届かず、生活に困難を抱えている人や、そもそも支援につながれないまま孤立してしまっている人も少なくありません。 では、なぜこのような状況が生まれてしまうのでしょうか。 精神疾患を抱える人が地域…

性的マイノリティを含む多様な人材が働きやすい職場にするためには、職場全体での意識向上と具体的な取り組みが重要です。今回は、厚生労働省委託事業の調査報告(※)をもとに企業の具体事例をご紹介します。 各企業が取り組みやすいよう、 従業員数別に4社の事例を挙げました。自社に取り入れる際のヒントになりましたら幸いです。 従業員数29人以下:ジュークアンリミテッド株式会社(岩手県) ジュークアンリミテッド株…

近年注目されはじめた「セクシュアルマイノリティ」という概念ですが、マイノリティにあたる人々は昔から存在していました。そして、今後も人生は続き、ライフステージは進んでいきます。高齢化社会の中で、これまで可視化されていなかった高齢マイノリティが安心して老後を過ごせるようになるにはどうしたらいいのか、現状と今後についてまとめました。 「存在しないこと」にされてきた高齢LGBTQ+ 「LGBTQ+」という…

知る・学ぶ

「なんだか他の子よりも幼い気がする」「このままで大丈夫なのだろうか」と不安を感じることはありませんか?専門機関などに療育手帳の取得を勧められても「本当に必要なの?」「将来に影響はない?」と迷う方も多いでしょう。 この記事では、療育手帳の基本やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。 療育手帳とは? 療育手帳とは、知的障害があると判定された方に交付される手帳です。主にお子さんの発達に不安があり…

「療育に通っているけど、本当に意味があるの?」と感じたことはありませんか?困りごとがあるのにすぐに変化が見えないと、不安を感じることもありますよね。療育の目的や目標を知ることで、少し気持ちが楽になるかもしれません。 この記事では、療育の目的と目標の考え方について、わかりやすく説明します。 療育とは? 療育は、児童発達支援などのサービスを通して行われる発達支援のことを指し、日常的にはほぼ同じ意味で使…

インターセックスとは、身体の性の特徴が典型的な男性または女性の区分に当てはまらない状態を指す言葉です。性別は単純に2つに分けられるものと思われがちですが、実際には身体の発達にはさまざまなパターンが存在します。 本記事では、インターセックスの基本的な意味や特徴・種類、誤解されやすいポイントについて解説します。 インターセックスとは? 性分化疾患(DSD)の特徴 インターセックスとは、染色体やホルモン…

Xジェンダーとは、男性や女性といった従来の性別の枠に当てはまらない性自認を表す言葉です。日本で広まった用語であり、海外で使われるノンバイナリーなどと近い意味を持ちながらも、完全に同じではありません。 本記事では、Xジェンダーの基本的な意味や多様なあり方や関連する用語との違い、よくある誤解について、初めての方にもわかりやすく解説します。 Xジェンダーとは?日本で使われてきた背景 Xジェンダーとは、性…

カルチャー&スポット

映画やドラマ、アニメなどのポップカルチャー業界で、クィアキャラクターの存在は確実に大きくなっています。しかし、この多様性描写の拡大はすべての人から歓迎されているわけではありません。こちらの記事では、ポップカルチャーにおける理想的なLGBTQ+描写について、実際に指摘されている課題を踏まえて考察します。 現代ポップカルチャーとLGBTQ+描写の現状 より自然なアイデンティティとして作品に盛り込まれる…

80〜90年代前後のポップカルチャー分野にて、奇妙で悲劇な結末に縛られ「クィア=異質な存在」として消費されることが多くありました。そこから近年では、ひとつのアイデンティティとして自然に描かれることが増えています。 これにより差別や偏見を解消するきっかけになると同時に、LGBTQ+コミュニティのアイコニック的な存在となっています。こちらの記事では、ポップカルチャーで高い人気を誇るクィアキャラクターを…

前回の記事「新宿二丁目だけじゃない。東京のLGBTQ+フレンドリースペース」では、新宿二丁目だけではない東京のLGBTQ+フレンドリースペースの紹介を行いました。しかし、東京にはまだまだ共有できていないスペースがあります。第二弾となる今回もカフェや書店など様々な場所を紹介します。 足湯café & bar どん浴(新宿御苑・カフェ) 「足湯 × 飲食 × くつろぎ空間」という組み合わせがユ…

東京・新宿御苑近くに新しくオープンした「GLASS COFFEE」は、無機質で洗練された空間と、誰にでも開かれた雰囲気が魅力のカフェです。大きなガラス窓から光が差し込み、落ち着いたインテリアの中でコーヒーや軽食を楽しめます。 カフェの特徴は、まずLGBTQ+フレンドリーであること。LGBTQ+の人々にとって居心地よく過ごせるよう配慮されており、スタッフのみなさんのホスピタリティや空間作りからもその…