職場でのLGBTへの理解は広がりつつあります。しかし依然として 採用や昇進、日々のやり取りの中には、当事者だけが気づく「見えない壁」がまだ残っています。表面的には問題がないように見えても、本人にとっては心理的負担や孤立感を生む場面が少なくありません。
本記事では、現状や当事者の声をもとに、 LGBTと仕事の関係を整理し、 誰もが安心して働ける職場づくりのヒントを探ります。
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ニュース・イベント
2025年11月1日(土)・2日(日)に、福岡市・天神中央公園で「九州レインボープライド2025」が開催されます。11年目を迎える今年のテーマは「私たちはここにいる!」—これまで築いてきた歩みを胸に、新たな一歩を踏み出す2日間です。参加費は無料で、オンラインライブ配信も実施予定です。 イベントの概要 このイベントは、LGBTQ+当事者をはじめ、支援者や地域全体が一体となり「自分らしく生きる」を祝う…
「声なき人の存在を社会に届けたい」。その想いから誕生した映画『それでも今を生きる』の制作クラウドファンディングがスタートしています。自らの実体験をもとに描かれるこの作品は、いじめや家庭内暴力、病との闘い、そしてLGBTQの世界との出会いを通じて、“それでも生きる”ことを問いかける物語です。
性的マイノリティーやその支援者にとって安心できる居場所を提供する「プライドセンター大阪」で、センターを気軽に知ることができるイベント「ようこそプライドセンター大阪への会」が開催されます。 イベントの概要 たった30分で、プライドセンター大阪の取り組みや利用方法を知ることができる機会です。 プライドセンター大阪は、性的マイノリティーの人々が安心して交流し、情報を得られる貴重なコミュニティ拠点です。今…
2025年9月24日(水)14:00より、プライドハウス東京が主催するオンラインセミナー「LGBTQ+の課題に取り組むNPOと企業の協働 〜つながる力が、社会を変える〜」が開催されます。本セミナーでは、これまで多くの企業と連携して実施してきた多彩なプロジェクト事例が紹介され、登壇者同士のクロストークも交えながら、協働のあり方を探ります。誰もが安心して働き、暮らせる社会の実現に関心のある方にとって、学びと気づきにつながる機会です。
2025年9月18日(木)18時より、大阪・関西万博会場の「ウーマンズ パビリオン WAスペース」にて、「LGBTQを含む誰もが暮らしやすい未来社会とは?」と題したトークセッションが開催されます。このセッションは、大阪大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)センターとの連携によって企画され、認定NPO法人虹色ダイバーシティが共催します。
大阪・天満橋に拠点を置くLGBTQ+の学びと交流の場「プライドセンター大阪」が、2025年9月5日(金)に、「Queerな作品を語る会」を開催します。このイベントは予約不要・参加費無料で、どなたでも気軽に参加できます。 私たちの身近には、Queerな視点で楽しめる本や映画、ドラマ、音楽がたくさんあります。そうした作品を語り合い、共有することで、新しい発見や仲間とのつながりが生まれるのではないでしょ…
岡山の街を虹色に染める、セクシュアル・マイノリティーの祭典「岡山レインボーフェスタ」が、11月1日〜2日に下石井公園で開催されます。前夜祭からパレードまで、この2日間は誰もが“ありのままの自分”で歩き、笑い、つながり合える特別な時間。「一人じゃない」「ここに居場所がある」――そんな想いを、みんなで一緒に確かめ合える瞬間になるはずです。 イベントの概要 岡山レインボーフェスタは、中国地方でいち早く本…
LGBTQ+の多様性を可視化し、地域社会に多様性の大切さを伝える「さっぽろレインボープライド2025」が、9月13日(土)と14日(日)の2日間にわたり札幌市中央区・南1条通り(2丁目〜3丁目)を会場に開催されます。
株式会社JobRainbow(本社:東京都千代田区、代表取締役:星賢人)は、2025年8月29日(金)12:00~13:00に、オンラインセミナー「職場のSOGIハラスメント防止 法改正と事例で学ぶセミナー」を再開催します。7月3日に実施された同セミナーが好評を博したことを受けての追加開催となります。参加費は無料です。 今回のセミナーでは、2025年6月に可決された「労働施策総合推進法」の改正内容…
名護市では、2025年9月13日(土)に男女共同参画講座「LGBTQ+ 多様な性を知る講座 〜一人ひとりが安心して暮らせる社会に向けて〜」が開催されます。本講座は、名桜大学国際学部国際文化学科の玉城福子准教授を講師に迎え、LGBTQ+をめぐる多様な性のあり方や、誰もが安心して暮らせる社会づくりについて学ぶ内容となっています。
四国・愛媛の道後で、LGBTQと多様性をテーマにしたイベント「LGBTQ道後ウォーク2025&道後映画祭」が、2025年9月14日(日)に開催されます。会場は「道後湯築城跡東グラウンド」。メインポスターも公開され、イベントに向けた準備がいよいよ本格化しています。
全国の大学・専門学校から集まった「ミスユニバーシティ2025」ファイナリスト約30名が、LGBTQの聖地・新宿二丁目を舞台にした街歩きイベント「多様性を知る〜わたしたちが、未来の声になる〜」を8月24日に開催します。主催はPRIDE CLINICと一般社団法人ベストオブミスです。
鹿児島で、LGBTQ+とアライが集う一大イベント「かごしまレインボープライド2025」が初開催されます。
2015年に指宿市で始まった交流会「レインボーポート向日葵」の10周年を記念し、10月8日(水)から14日(火)まで、パレード・トークショー・映画上映・パネル展を同時開催します。
2025年8月14日、auフィナンシャルグループは、「LGBT平等法」の制定を目指す『ビジネスによるLGBT平等サポート宣言』に賛同したと発表しました。金融業界からの賛同は、法整備を求める動きに新たな広がりをもたらしています。
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昨今、有名人が自身のアイデンティティをカミングアウトするムーブメントが加速しており、社会全体で多様性への理解や受容が広がっています。
SNSの普及に伴い、個人が自由に発信しやすいプラットフォームが整いつつあり、自由度の高い発信が生まれ、それに対するリアクションも活発になっています。
こちらの記事では、LGBTQ+を公表した海外セレブや日本の芸能人について紹介します。
これまでのファッションは「メンズ」「レディース」と二元的に分類されがちでした。しかし、今日ではそれらの境界が揺らぎ、LGBTQ+コミュニティを中心に、服に性別を求めない、自由で自己表現豊かな服選びが広まっています。この記事では、性別を超えた装いの可能性と、それを具体的に実現するブランドを考察します。
LGBTQ+をテーマにした映画は、差別や偏見の中でも愛やアイデンティティを掴み取ろうとするストーリーが多く描かれており、観る人の心を揺さぶります。この記事では、LGBTQ+に対する考えが変わりつつある過渡期だからこそ観ておきたい映画を5つ紹介します。
音楽とファッションは、純粋な娯楽や装いを超え、時代の価値観や社会の空気を映し出す鏡になっています。特にLGBTQ+コミュニティにとっては、自己表現と連帯のための不可欠な手段であり、抑圧や偏見に抗うための文化的ツールでもあります。本記事では、20世紀初頭から現代にかけて、音楽とファッションがどのようにLGBTQ+カルチャーを形作り、変革を促してきたのかを探ります。