2025年8月14日、auフィナンシャルグループは、「LGBT平等法」の制定を目指す『ビジネスによるLGBT平等サポート宣言』に賛同したと発表しました。金融業界からの賛同は、法整備を求める動きに新たな広がりをもたらしています。
同宣言は、EqualityActJapanが主導し、一般社団法人LGBT法連合会、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、アスリート・アライの3団体が共同で推進。2020年の開始以来、155社以上が賛同し、企業の立場から性的マイノリティーの平等を求める法整備を後押ししています。
auフィナンシャルグループは「全従業員の幸福と多様な価値観を尊重する職場づくり」を企業理念に掲げ、DEI(多様性・公平性・包摂性)推進を重点施策としています。今回の賛同は、その理念を社会全体へ広げる一環だとしています。
法的保護が十分でないとされる日本において、企業の賛同は世論形成において重要な一歩です。今後は他の金融機関や異業種への広がり、法案化の進展にも注目が集まりそうです。
関連記事・参考リンク
- プレスリリース(PR TIMES) auフィナンシャルグループ、「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」に賛同
- EqualityActJapan 公式サイト ビジネスによるLGBT平等サポート宣言
- 一般社団法人 LGBT法連合会 公式ウェブサイト
- ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch) 公式サイト(日本語ページ)
- アスリート・アライ(Athlete Ally) 公式サイト